大阪府立産業技術総合研究所退職後レーザ加工技術・光応用技術に関する指導を通じて企業に貢献したいと言う思いでアイオプト有限会社を設立し、微力ながら検査装置開発指導・レーザ関連企業の顧問・レーザ加工コーディネータ・主に独立行政法人造幣局の技術アドバイザーとして活動してきました。
このたび、自作してきましたＹＡＧレーザ微細加工装置が完成した機にレーザ加工技術はもちろん、特に下記指導項目を企業に広めたいとスタートしました。

主な微細レーザ加工指導項目

1．ステンレス表面への虹色発色加工（複製困難→ブランド品の装飾を兼ねた偽造防止タグ等）

虹色発色レーザ描画加工例

ＮＨＫ生中継放送－おはよう日本・おはよう関西で偽造防止の一例として紹介

ステンレス表面に形成された回折格子（１mmあたり1000本の凹凸が形成されています。）

2．金型等への梨地加工

→　梨地形状は圧印転写に最適。たとえば時計文字盤等への梨地パターンに応用可能。

3．金属表面への虹色発色加工

→　ステンレス以外の金属表面への加工可能。梨地同様圧印転写可能。

４．他のレーザ加工技術

一例、加工ガラス鏡の水漏れによるダメージ防止レーザ加工手法 →　風呂場等水回りの鏡に利用可能。

５．光応用計測技術

例、 アルミ押し出しチューブのピンホール検出検査装置の光学的検出手法等の高感度センサー利用技術。